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かたはらいたし

【意味】
「かたはらいたし」とは、「傍ら痛し」と書き、相手の不幸や困難を見て、心が痛むという意味を表す古語である。

【覚え方(事実ではなく覚えやすさ重視の場合があります)】】
「かたはらいたし」の語源には諸説あり、一つは、戦国時代の武将・趙雲が、盟友・関羽が斬首された際に「傍ら痛し」と嘆いたことからきているという説がある。また、別の説では、江戸時代の俳人・松尾芭蕉の俳句「傍らや狐の夜鳴きに耳を澄ます」からきているという説もある。しかし、正確な語源は不明である。

【解説】
「かたはらいたし」は、現代ではあまり使われない古語であるが、相手の悲しみや苦しみを共感する気持ちを表す言葉として、文学や歴史の中でしばしば登場する。

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